カナダで乗り継ぐだけでも必要なeTA~申請方法を分かりやすく~

空路での入国、乗り継ぎにはeTAが必要

日本人が空路でカナダに旅行等で短期滞在のために入国したり乗り継ぎをする場合、ビザは必要ありませんがeTAという電子渡航認証が必要になります。
有効期限は5年間で、その間は何度でも入国し、最長6ヶ月間滞在することができます。

今回ブラジルから日本へ行くためにカナダで乗り継ぎになるのでeTAが必要でした。
申請はインターネットで簡単にできるので、その方法をまとめました。

申請ページは英語またはフランス語ですが、申請ヘルプガイドに日本語で詳しく説明があるので英語が苦手でも大丈夫です。

ここでは、日本国籍者本人が日本発行のパスポートで申請する場合で説明しています。大部分の人がこれにあてはまるはずですが、あくまで一例ですので申請は自己責任でお願いします。

eTAの申請方法

カナダ政府eTA申請ページ(公式)

1.画面下部の「eTAを申請する」をクリックします。ここから先は英語のページになります。

2.フランスのパスポートを持っているかという質問なので、持っていなければ「No」選びContinueをクリック。

3.情報入力の際の注意点が表示されます。下に進み「Continue to the eTA application form」をクリック。

4.代理人として申請しているかという質問なので、本人であれば「No」を選択し「Next」をクリック。

5.身分証明書は一般/通常のパスポート「Passport – ordinary/regular」、発行国は「JPN」、国籍は「Japan」を選択します。

6.旅券番号、姓、名、生年月日、性別をパスポートの記載通りに入力します。

7.出生国、出生市町村、発行年月日、有効期間満了日をパスポートの記載通りに入力します。

8.個人情報…日本以外の国籍を持っている場合は記入し、婚姻状況、カナダのビザやeTA、在留許可等を取得したことがあるかを入力します。

9.職業、役職・仕事内容、会社名や所在地を入力します。

9.連絡先…連絡時の言語を英語(English)またはフランス語(French)から選び、メールアドレスを入力します。

10.住所

11.渡航情報…カナダに渡航する日が決まっていれば記入します。タイムゾーンは日本発の便であれば「Japan TIME」です。

12.背景…犯罪歴や病歴についてです。多くの人は全部NOになると思います。

13.同意と宣誓
「I agree」 にチェックを入れて、パスポートの名前をローマ字で入力し、「Proceed to paymento」で次に進みます

14.料金を確認…「Total Price CAD $7」となっていることを確認し、「Transmit and pay」をクリックして次に進む。

15.カード情報入力し、Process transactionで支払い確定します。

支払いはクレジット・デビットカードかインテラックというカナダの決済サービスが選べます。

通常は上段のカード払いを選択し、カード情報を入力します。

16.領収書が表示され、「TRNSACTION APPROVED」であれば完了です。
メールが届くまではこの画面を印刷するかスクリーンショットなどで保存しておくことをお勧めします。

17.受付完了・承認メールが届く

私は数分後に承認メールが届きましたが、場合によっては時間がかかったり、さらに手続きが必要になることもあるようです。

eTAの状態を確認する

eTAの状態を確認したい場合は、以下のページからできます。

申請中であればApplication number、取得済みであればeTA numberが必要になります。

eTA処理状況確認ツール