ブラジルでもできる!フェイジャオンで作るこしあんレシピ
海外に住んでいると、日本の料理やお菓子が恋しくなるものです。
そこで、和菓子の定番、こしあんを手作りしてみました。
ブラジルでもあずきは売っているのですが少し高いし、せっかくなので手軽に安く手に入る黒豆で作ってみました。
この黒豆はブラジルではフェイジャオンと呼ばれ、煮豆として料理されるのが一般的です。
今回使用したのはこちらの黒豆です。1㎏で6レアル(約180円)。
材料
黒豆…240㏄
砂糖…240㏄
作り方
まずは生あんを作ります。生あんとは、砂糖を加える前の、豆を煮てつぶし、こして皮を取り除いた状態のことをいいます。
2.鍋に豆と水720㏄入れて火にかけ、沸騰したら火を止め蓋をして5分蒸らし、ざるにあげる。
渋抜きと呼ばれるこの作業をすることで、あくや渋さがとれるそうです。黒豆でも必要なのかは分かりませんが、一応やってみました。
3.圧力なべに豆と水1200㏄を入れて蓋をして強火にかけ、圧が上がったら火を弱める。15分煮たら火を止めて圧が完全に下がるまで放置する。
圧力鍋の種類によって煮る時間が異なるとおもいまsす。
5.蓋を開けて、豆をざるにあげ、煮汁は別の容器に入れてとっておく。
煮汁にもあんが含まれているので間違って捨てないように
6.豆をボールに移し、木べらやしゃもじなどでつぶす。
7.つぶした豆に水を加えて、少しずつざるになすりつけるようにこし、皮を取り除く。
水をたっぷり加えて、豆の中身を水の中に溶かすイメージです。
たくさん水を加えても構いません。
8.最後にもう一度汁をざるでこす。
混ざってしまった皮や大きな粒がを取り除きます。
9.ざるに残ったものと皮は捨てる。
10.こしてできた汁に水を加え、しばらくあんが沈殿するのを待ってから上澄みの汁を捨てる。これを3、4回繰り返す。
あんまで流れてしまわないように注意が必要です。
後でこすので、綺麗に汁を全て捨てる必要はありません。
11.ふきんや手ぬぐいなどを水で濡らして絞り、ざるの上に広げる。
12.汁を流し入れる。
13.ふきんごと絞り、水分をきる。
14.生あんの完成!
次にあんに砂糖を加えて煮、あんを作ります。
15.鍋に水120㏄と砂糖240㏄を入れて強火にかける。
16.ある程度砂糖が溶けていい匂いがしてきたら、あんを加えて混ぜる。
17.強火のままで、あんが好みの硬さになるまで混ぜ続ける。
冷めると少し硬くなるので、柔らかめにしておくとちょうどいい硬さになると思います。
18.完成
見た目も味も、小豆で作ったものとほとんど変わりません。
ブラジル人の夫は、黒豆でスイーツを作ることに違和感を感じていましたが、食べてみると美味しい!と言って気に入っていました。
タピオカのクレープに挟んだり、パンにのせたり、パンケーキに挟んでどらやきにしたりして食べると美味しいです。
あんこを作ったのは初めてでしたが、上手く作ることができました。
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