ブラジルから日本への荷物の送り方・送料【DHL】
新型コロナウイルスの影響で、ブラジルの郵便局(CORREIO)は数ヶ月間日本への荷物の配達を停止していました。2020年9月現在、一部のサービスは再開しています。
そのような状況でも、民間の配送会社は自家用ジェットで運送しているため、新型コロナウイルスの影響を受けず、配達を続けています。
今回はDHLを利用したブラジルから日本への荷物の発送方法・料金を紹介します。
もくじ
料金表と配達日数
ブラジル・リオデジャネイロから日本・東京の場合:約8日
25x26x18cm/0.7㎏の箱(ルイヴィトンの長財布)
送料R$360⁺補償R$41+繁忙期R$2,75=R$403,75
送料は集荷依頼方法によって異なります。
オンライン依頼の場合…補償の有無にかかわらず上記から10レアル割引されます。
電話・メール・チャットで依頼の場合…上記の金額から10%割引されることがあります。初めから割引料金を提示してくれる場合もありますが、「割引はありますか」と聞かないと割引してもらえないこともあります。また、必ず割引してもらえるとは限りません。
料金計算
こちらで料金計算ができます。→Cotação rápida
集荷依頼に必要な情報
集荷依頼時には以下の情報が必要になります。
【発送者情報】
集荷依頼の方法
普段はDHLの店舗へ持参して発送することもできますが、新型コロナウイルスの影響で店舗は閉まっているので、集荷を依頼するしかありません。
電話で依頼
Central de Atendimento
サンパウロ: (11) 3618-3200
その他の地域: 0800 771 3451
メールで依頼
見積もり:cota.br@dhl.com
集荷依頼:coleta.br@dhl.com
メールは返事が来るのに2日ほどかかることがあります。
チャットで依頼
こちらのチャットの方が、メールよりも早いです。→CHAT ONLINE
オンラインで依頼
オンラインで情報を入力し、支払いも事前にできます。まず、無料アカウントを作る必要があります。→MyDHL
発送準備
注意事項に「集荷人が中身を確認することがあるので箱は閉めないでください。」と書かれていますが、これまで集荷人が中身を確認したことはありませんし、箱をテープで封鎖していても何も言われたことはありません。
ラベルの印刷
オンラインで必要情報を入力し、ラベルを印刷します。
オンラインで集荷を依頼する場合は上記のリンクから情報を入力していきます。電話やチャット・メールで集荷を依頼した場合は入力用のリンクが送られてきます。
印刷したものは箱には貼らず集荷人に直接渡します。しかし、念のためにラベルをコピーし、箱に張り付けておいた方がいいです。
以前2つのものを同時に発送しようとしたときに、集荷人が取り違えそうになっていました。私が見ていなかったら間違えた宛先に発送されていたと思います。そのような間違いを防ぐためにも、ラベルをコピーして箱に張り付けておきましょう。
情報入力の方法はこちら→DHL 送り状作成方法
申告書・インボイスの準備
以下のフォームに記入し、印刷します。
インボイス、申告書、送り状各2部ずつと、身分証明書のコピーが一部必要です。
DHLインボイス:DHL COMERCIAL INVOICE (インボイス)
・インボイスは英語で記入します。申告価格はUSDでの価格です。
DHL申告書: DHL Declaração (申告書)
・申告書はポルトガル語で記入します。
支払い方法
支払いは現金、クレジットカード、デビットカードが使えます。
追跡方法(Rastreamento)
AWBが追跡番号になります。
発送されると受取人にメールが届きます。メールに記載のリンクから配達状況の確認や、配達日時の指定ができます。
まとめ
郵便局以外の民間の配送会社の中では、DHLが一番送料が安いようです。
また、郵便局のEMSで発送するのであれば、DHLの方がサイズや重さによってはほぼ同じ日数で安く発送できる場合もあります。
配達日数や発送するもののサイズ・重さによってうまく使い分けましょう。
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