ムン・シーコ・メンデス自然公園とペドラ・ド・ポンタル
リオデジャネイロの中心部から西へ約50km、へクレイオ・ドス・バンデイランテスという地域にある、ムン・シーコ・メンデス自然公園とペドラ・ド・ポンタルに行ってきました。
ムン・シーコ・メンデス自然公園
公園の入り口を入ってすぐのところに子供が遊べる遊具があり、家族連れで楽しめます。
その横には小さな資料館があり、この公園内に生息している動植物について説明されています。
公園内には池があり、その周囲に50m~1㎞ほどの短いトレイルがいくつかあります。
まずは池のほとりに立つタワーがへ向かうトレイルを歩くことにしました。
50mほどで到着したのですが…
残念ながら塔に登ることはできませんでした。
しかもこの池なのですが、綺麗な池を期待していたのに…
草で埋め尽くされており、池なのか地面なのかさえ見分けがつきません。
この板の展望台にすら立ち入り禁止になっているので、全体を見渡すこともできません。
これはかなりがっかりでした。
本来の姿はこんな感じ↓
季節の問題なのか、もはや管理されていないからこうなってしまったのかは分かりませんが…
トレイルは木のトンネルをくぐって歩くので、探検している気分で楽しく、歩いていて気持ちがいいです。
蚊がいるので虫よけスプレーは必須です。
適当にトレイルを歩いていると、動物の飼育所を発見。
妊娠中のアリゲーター。ポルトガル語ではジャカレ(Jacaré)といいます。
ジャブチ(Jabuti)というアカアシガメは交尾の真っ最中でした。
リクガメなのでカメなのに泳げず、水の中に入れるとおぼれてしまうそうです。
小さなトカゲはそこら中にたくさんいます。茂みの中からがさがさと音を立てて現れるのでびっくりします。
公園自体は思っていたより小さく、池も綺麗じゃなかったし、アリゲーターも小さいのが少ししかいなかったし、カピバラは見れなかったしで正直期待外れでした。
気を取り直してペドラ・ド・ポンタルに向かいます。
歩いている途中に汚い川があり、なんとそこに大きなアリゲーターが5匹ほどいました。
公園内の飼育所より全然大きくて迫力がありました。
ペドラ・ド・ポンタル
ビーチから海側に突き出た山に登ることができます。
岩の斜面を登っていくのですが、結構急なのでビーチサンダルではきつかったです。
それでも途中まで頑張って登ったのですが、頂上付近はほぼ崖なので、自力で登るのは無理でした。クライミング用のロープを使って登っている人たちもいました。
山の反対側に周ればロープがなくても頂上に行けるようなのですが、そこまで行くにも急な岩肌をつたっていかなくてはならず、サンダルでは無理だったのであきらめました。
でも、ここからでもビーチと街を見渡すことができ、景色は十分綺麗でした。
岩肌に大きな落書きがしてあるのが残念です。
登りより下りの方が大変です。少し油断したら滑り落ちて行きそうなくらいです。
ここから夕日を見たらすごくきれいだろうなと思ったのですが、日が沈んだ後にこの崖を降りるのはほぼ不可能だと思います。
日差しも強く汗もかいたので海に入ろうかと思ったのですが、意外に水温は低くて冷たかったのであきらめました。
もうリオデジャネイロの夏は終わったようです。
登るのがかなり大変なペドラ・ド・ポンタルですが、上からの景色は最高です。
ぜひスニーカーを履いて、チャレンジしてみてください。
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