ペドラ・ボニータとヴィスタ・シーネーザ
ペドラ・ボニータ(Pedra Bonita)
ペドラ・ボニータ(Pedra Bonita)とは、「美しい石」という意味で、その名の通りここからはとても美しい景色を眺めることができます。
リオデジャネイロにはこのような岩山がたくさんあり、そこからは素晴らしい景色を眺めることができます。
あの有名な巨大キリスト像のあるコルコバードや、ポン・ヂ・アスーカル(シュガーローフ)もこのような岩山です。
行き方
地下鉄のサン・コンハード(São Conrado)駅からEntrada Pedra BonitaまではタクシーかUberを使用することになります。そこから舗装道路を15分ほど歩くと登山口に到着します。
自家用車やバイクで行く場合は登山口付近の駐車場まで行くことができますが、あまり大きくない駐車場なので空いていなければ待たなければなりません。
トイレはこの駐車場横のお店にあり、1回3レアルで使用できます。ここから先にはトイレはありません。
飲み物を買えるのもここが最後なので、十分に準備をしていきましょう。
この季節は、登山道は9~16時まで開いているそうです。
登山開始
登山口にはスタッフがおり、ここで名前を記入します。
山道は初めのうちはそれほど急ではありませんが、最後の頂上付近は傾斜がきつくなります。
きつくなってきたらもうすぐ頂上だという証拠なので、もうひと踏ん張り頑張りましょう。
道は一つしかないので迷うことはなく、40分ほどで頂上に到着します。
奥に見える岩山はペドラ・ボニータの隣にそびえたつペドラ・ダ・ガベア(Pedra da Gávea)という岩山です。こちらも登ることができるそうなのですが、道が複雑なので知っている人やガイドに案内してもらう方がいいようです。
左手にはリオデジャネイロの中心部が見えます。
写真では見にくいですが、一番左奥のとがった岩山がコルコバードの丘で、キリスト像もしっかりと見えました。
反対側はバハ・ダ・チジュカが一望できます。
帰りも同じ道を下っていきます。滑りやすい場所もあるので気を付けましょう。
途中で猿がりんごを食べているところを発見しました。かわいい。
登山口まで降りてきたら、係員に名前を伝えてチェックしてもらいます。
このあたりは山の中なので電波が入りにくいです。Claroはかろうじて電波がありましたが、Nextelは圏外でした。
電波がない場合はUberを呼ぶことができないので、運よくタクシーが通るのを待つか、歩いて電波のあるところまで戻るしかありません。
ビスタ・シーネーザ(Vista Chinesa)
ペドラ・ボニータまで来たらぜひ一緒に訪れてほしいのが、ビスタ・シーネーザ(Vista Chinesa)です。
中国人によって龍と竹をイメージして作られたこの展望所からは、コルコバードのキリスト像・シュガーローフの丘、グアナバラ湾・イパネマビーチなどリオデジャネイロの主要観光地を一望できます。
ペドラ・ボニータからの景色とほとんど変わりませんが、こちらは車で手軽に来ることができます。
しかし、歩いた達成感と見晴らしはペドラ・ボニータが何倍も勝ります。
このドーナ・カストリナ道路(Dona Castrina)にはMesa do Imperador(天皇の机)や
Cachoeira do Horto(オルト滝)などの見どころもあるので、合わせて見て周るといいでしょう。
このあたりでは自転車でサイクリングをしている人をたくさん見かけました。
地図
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