ロス・グラシアレス国立公園、ペリトモレノ氷河への行き方

2018年4月7日

ペリトモレノ氷河とは

アルゼンチン側パタゴニア南部に位置する世界遺産ロス・グラシアレス国立公園内には47もの氷河群があり、その中でもっとも見ごたえがあるのがペリトモレノ氷河です。

冬の最低気温が比較的高く、12~3月は、氷河の大崩落を見ることができます。非常に活動が活発な氷河で、中央部では1日に2mも移動し、「生きている氷河」と呼ばれています。

空気がほとんど含まれていない氷河は透明度が高く、青い光だけ反射するため驚くほど透き通った青色に輝いて見えます。

行き方

ブエノスアイレスから

空路:ブエノスアイレスの空港からエルカラファテ空港まで直行便で約3時間30分です。(往復約35,000円)

バス:直行便はなく、リオガジェゴスで乗換が必要です。
ブエノスアイレス→リオガジェゴス 36時間(片道約20,000円)
リオガジェゴス→エルカラファテ 4時間(片道約3,400円)

サンティアゴから

空路でサンティアゴ→プンタ・アレナス 直行便で3時間30分(片道約7,000円)
バスでプンタ・アレナス→プエルト・ナタレス 3時間(片道約1,500円)
バスでプエルト・ナタレス→エルカラファテ 6時間(片道約4,000円)

私は上記のルートでサンティアゴから行きました。詳細はこちら→プンタ・アレナスからプエルト・ナタレスへのバス移動

プエルト・ナタレスからエルカラファテまではZAAHJのバスを利用しました(17,000チリペソ)。

ペリトモレノ氷河への行き方

バスでの行き方

ボートやトレッキングツアーに参加しない場合は、エルカラファテのバスターミナルでペリトモレノ行きのバスチケットを購入できます。

エルカラファテのバスターミナルからバスに乗る際は、毎回10アルゼンチンペソのターミナル使用料が1回ごとに必要になります。

Glacerへのバス500+10ペソ

ロス・グラシアレス公園に到着すると、入場料50アルゼンチンペソが徴収されます。現金払いのみなので必ず現金を持参してください。

現金を持っていなかった乗客は、パスポートと引き換えにドライバーが貸してくれ、街に戻ったときに銀行に寄ってお金をおろさせていました。

バスは国立公園手前の展望台で一旦停車し、遠くから氷河の写真を撮ることができます。

遊歩道を歩く

公園内には遊歩道が設置されており、様々な角度から氷河を眺めることができます。

青く透き通って輝く氷河はとても神秘的で、ずっと眺めていても飽きません。私が訪れたのは11月初めでしたが、ものすごい轟音とともに崩れていく氷河を何度か見ることができ、とても感動しました。

ボートツアーで氷河を間近で見る

ロス・グラシアレス国立公園到着時にボートツアーに申し込むことができます。

約90分間の乗船で、100mまで氷河に近づくことができます。スナックや氷河の氷で飲むウイスキーのサービスがついています。

氷河の上を歩く

ペリトモレノ氷河の上を歩く貴重な体験ができる人気のツアーです。
国立公園では申し込みができないので、エル・カラファテで事前に申し込む必要があります。

ボートでトレッキングの出発地点まで行き、アイゼンを付けて氷河の上を歩きます。

ビックアイス…6,200ペソ(約32,000円)…氷河の上を約3時間歩きます。

ミニトレッキング…3,600ペソ(約19,000円)…氷河の上を約90分歩きます。

どちらもエル・カラファテからの送迎付きですが、入場料は含まれていません。

 

エルカラファテおすすめの安宿

Hostel Glacer Moreno

バスターミナルのすぐ傍のホステルです。

bookig.comで予約し、ダブルベッドルームが2泊で1,800ペソ(9,300円)でした。

キッチンはきれいで使いやすく、セルフサービスの朝食がついています。

英語を話すスタッフがおり、エル・チャルテンやプエルト・ナタレス行きのバスを割引してくれました。ペリトモレノ氷河のトレッキングも割引してもらえるかもしれません。

建物はきれいで清潔感もあり、Wi-Fi速度も速くて快適に使えました。

街の中心部までは少し歩きますが、バスターミナルから近くて便利な場所でお勧めです。



地図