モアイだけじゃない!イースター島の楽しみ方と行き方
2017/11/2~5の5日間、イースター島に行って来たので、モアイだけではないイースター島の楽しみ方を紹介します。
もくじ
国立公園の入場券は空港で購入しよう
島のあちこちに点在するモアイを間近で見るには、国立公園の入場券が必要です。
私は、無料で見れるモアイだけでも満足できるのではないかと思っていましたが、それは大きな間違いでした。
夕日スポットのタハイ、アナケナビーチ脇のモアイは無料で間近で見ることができるし、15体のモアイが並ぶトンガリキのモアイは塀の外からでも遠目で見ることができます。
しかし、モアイ製造所のラノ・ララクや、洞窟などは入場券がないと入れません。
イースター島に観光に来ているのに、国立公園の入場券を買わないなんてありえません!
各国立公園の入り口ではチケットを売っておらず、空港か町外れのオフィスでしか買えません。空港は一度外に出ると中に入れませんし、おそらくチケットオフィスは飛行機到着時しかやっていません。
町外れのオフィスは本当に町外れにあるので、そこまで買いに行く人なんていないと思います。
なので、空港に到着したらまず国立公園のチケットを購入しましょう。
10日間有効でUSD80です。
ラノ・ララクとオロンゴは1度しか入場できませんが、他は何度でも再入場可能です。
各国立公園入場時にチケットにスタンプを押してもらえます。スタンプラリーみたいな台紙を作れば面白いのになーと思いました。
モアイめぐり
島のあちこちに点在するモアイですが、これらは一度、民族闘争によって全て倒されてしまいました。現在立っているのは後に起こされたり・復元されたモアイたちです。
有名なものをいくつか紹介します。
①トンガリキ(Tongariki)
島で最多15体のモアイが並んでいます。これらのモアイを再建する際、日本のクレーン会社が援助したそうです。朝日を見るのに最適なスポットですが、街から20㎞ほど離れているので車かバイクが必要です。
②ラノ・ララク(Rano Raraku)
島中のモアイはここで作られて運ばれました。作りかけのモアイを見ることができます。
③タハイ(Tahai)
街から徒歩で行くことができ、夕日をみるのに最適なスポットです。
④アフ・アキビ(Ahu Akivi)
山の中に並んでおり、唯一海を眺めている7体のモアイたちです。
トレッキングコースのスタート地点です。
⑤アナケナ(Anakena)
ビーチのそばに並ぶモアイです。おでこが半分つぶれた悲しそうな顔のモアイもいます。
⑥プナ・パウ(Puna Pau)
モアイの頭にのっているプカオと呼ばれる石の製造所です。帽子ではなく髪の毛だといわれれいます。
島の中には倒れたままのモアイもたくさんあります。
⑦オロンゴ儀式村
ラノ・カウ山の頂上にある、かつて鳥人儀式が行われたという場所です。モアイはありません。入場は1度のみ可能です。
洞窟探検
モアイに飽きたら洞窟探検をしてみるのはいかかでしょうか。
中が真っ暗な洞窟もあるので、ライトが必要です。
アナ・テ・パフ(Ana Te Pahu)
アナ・カケンガ(Ana Kakenga)
アナ・テポラ(Ana Te Pora)
アナ・カイ・タンガタ(Ana Kai Tangata)
崖の下に洞窟があります。
正直、なんの変哲もない洞窟たちなので、あくまでモアイを見つくして時間があまれば行くのでいいと思います。
ビーチ・海岸のプール
きれいなビーチや海岸プールもあります。
アナケナ(Anakena)
街から離れていますが、白い砂浜がとてもきれいな人気のビーチです。
オバヘ(Ovahe)
あまり知られていない穴場のビーチです。遊泳禁止の看板がありましたが、泳いでいる人もいました。
プンタ・デ・アンガモス(Punta de Angamos)
地図にビーチの印があったので行ってみましたが、泳げるようなビーチではなかったです。潮が引けば砂浜が現れるのかもしれません。
ハンガロア村のタハイに行く途中のプール
ピービーチ(Playa Pea)
トレッキング
いくつかトレッキングコースがあります。自由に歩くことができるコースと、ガイドが必須のコースがあります。
アフ・アキビ~テレヴァカ山(往復3時間)…島を見渡すことができます。
オロンゴの麓~山頂(往復1時間)…オロンゴ山頂は車でも行くことができます。
タハイ~アフ・テペウ(片道3時間)…車でアナカ・ケンガの近くまで行けるので、そこからアフ・テペウまで行って引き返すと往復2時間ほどです。
アフ・テペウ~アナケナ…島の北海岸のコース。ガイド必須です。
ポイケ…島東部の山。ガイド必須です。
その他のアクティビティ
スキューバダイビング、乗馬を楽しむこともできます。
夜は伝統のカリカリダンスが人気です。
私は見に行きませんでしたが、行った人たちはみんな口をそろえて「期待してなかったけどすごく良かった!」と言っていました。
土日の夕方にタハイに行くと、客引きにきているダンサーを見ることができるかもしれません。
レストラン
①クラバ(Krava)…ハンガロア村
セビーチェ12,900ペソと高めですが、南米で食べたセビーチェの中で一番おいしかったです。
②SUSHI BAR OHI
Sashimiという名の海鮮丼です。味は…まぁ普通でした。
③Club Sandwich
大きなハンバーガーが食べられるクラブ・サンドイッチも人気でした。
④アフ・アキビ横のカフェ
サンドイッチを二つ、アボカド入りとなしを頼んだのに、両方アボカド入りでした。
クオリティのわりに1つ4000ペソと激高なのに、請求されたのは10000ペソ払うとお釣りを5000ペソくれました。謎です。
イースター島内の他のトイレは1回1000ペソなのに、ここだけ2000ペソです。
絶対おすすめしないカフェです。
島内の移動方法
モアナキャンプ場経由で
レンタカー(MT)30,000ペソ
レンタカー(AT)多分50,000ペソ
レンタバイク・スクーター 30,000ペソ
レンタサイクル 10,000ペソ
クワッド(四輪車) 40,000ペソ
すべて24時間の値段です。タクシーも走ってます。
私たちは2日間レンタカー、1日レンタサイクル、1日スクーターを借りました。
キャンプ場・安宿
イースター島には2つのキャンプ場があります。
②キャンピング イ オスタル ティパニエ モアナ(Camping y Hostal Tipanie Moana)
日本人旅行者のブログを見ると①のミヒノアに泊まる人が多いようですが、英語の旅行ブログでは②のモアナを勧めている人が多かったです。
空港に着いたら各宿のブースがあり、スタッフが迎えに来ているということなので、現地についてから両方の値段を比べて決めることにしました。
しかし、到着ロビーには②モアナのスタッフしかおらず、①ミヒノアのスタッフは見つかりませんでした。
モアナの値段は持ち込みテントで1人6000ペソ/泊で、空港までの送迎ありだったためモアナに決めました。
結論をいうとモアナはすごくよかったです。
安いバッパー宿だと、キッチンの冷蔵庫に食品がたくさん詰め込まれていてスペースがないことがよくあるのですが、ここでは名前を張ってスペースを確保してくれています。その他、食品保存用のプラスチックBOXも準備されていました。
無料のコーヒーや紅茶、塩や油もあり、テント泊客はキッチンで携帯電話の充電もできます。
シャワーは24時間のホットシャワーで、トイレもキッチンもシャワー室も全てきれいに掃除されています。
洗濯機はありませんが、手洗いをして干すことはできます。
レンタカー、レンタサイクル、乗馬、ダイビング、ダンスショーなどの手配もしてくれます。(割引あり)
スタッフもとてもフレンドリーで親切です。英語を話すスタッフがいるのでとても助かりました。
wi-fiも調べ物をするには困らないぐらいに使えます。
場所が少し中心部や海岸から離れていますが、かなり満足度の高いキャンプ場でした。
テントはレンタルもできます。Doiteの大きなテントで、快適そうでした。他にも個室・ドミトリーの部屋も安くあります。
イースター島への行き方
チリのサンティアゴからLATAM(ラタム)航空の直行便が出ており、安い時期を狙えば往復5万以下で行くこともできます。
私の場合、11/2~5の5日間で往復約51,000でした。
日本からサンティアゴまでは様々な行き方があります。
トロント(カナダ)やロサンゼルス(アメリカ)経由なら乗り継ぎは1回で済みます。
マニラ(フィリピン)、シドニー(オーストラリア)、中国、韓国→オークランド(ニュージーランド)→サンティアゴと2回乗り継ぎをすれば比較的短時間でお得に行くことができます。
いろんなパターンがあるので、予算と時間に合わせて選ぶことができます。
航空券の検索はスカイスキャナーが便利です。
まとめ
イースター島はそれほど大きくない島なので、見どころは2日間あればだいたい周れます。
しかしそれは天気次第で、雨が降ればなにもすることがありません。
夕日も朝日も、曇りだとみることができないので、少し長めに日程をとることをお勧めします。
トレッキングやダイビングなどをするのであれば、5日でもちょっと足りないぐらいです。
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