ブラジルに住むときに絶対持っていくべきもの
ブラジル生活も1年が経ち、2ヶ月ほど日本に一時帰国していました。
日本に帰るのは2年ぶりで、外国人観光客がかなり増えていたり、なんとかpayやお財布ケータイが普及していたり、新年号の『令和』が発表されたりと様々な変化を感じました。
ブラジルの都市にもよると思いますがリオデジャネイロにはいくつかアジア食品店があるので、しょうゆやだしなどの日本食や雑貨など必要なものは少しお金を出せば買えますし、ブラジルの品でも代用できるものが多いです。
私が1年ブラジルで生活をし、どうしてもブラジルでは手に入らずに今回日本から持ってきたものを紹介します。
もくじ
第1位 ラップケース/ラップホルダー
私が一番必要としていたもの。それがラップケース/ラップホルダーです。
ブラジルの食品用ラップはそもそも質が悪いです。そしてカッターがついていません。スーパーで一番安いラップを買ったりすると、薄すぎてなかなかきれいに取り出すことができないし、すぐに破れてしまうし、しっかり密着もしてくれません。
少しいいやつを買うとまだましで使えるレベルになりますが、それでもカッターがついていないといちいちハサミで切るのはめんどくさくすぎます。
以前は日本から遊びに来た友達にサランラップを持ってきてもらい、その箱を再利用していましたが、やはりだんだんと箱が変形していくので使いにくくなります。
ブラジルにもラップカッターが売っていると聞き、あちこちの店を探し回ったのですが、見つかったのはやたらとでかいし私が求めていたのとはちょっと違ったのであきらめました。
そして日本に帰ったときに購入したのが無印良品のラップケース。
ブラジルのラップやアルミホイルは基本的に縦30㎝のサイズなので、百均で見つけたものでは小さく、またネットで買っても送料のほうが高くつくのでわざわざ無印の店に買いに行きました。
1つ450円。予備の意味も込めてラップとアルミホイルとクッキングペーパー用に3個買いました。
これを使うとだいぶストレスなくラップを使えるようになりました。
ブラジルで生活するのであれば、ラップケース(30㎝)は持参必須です。
地味ですが全力でおすすめします。
ムヒ・かゆみ止め
これは必須です。暑い時期が長いので、蚊が出現する時期も長いです。
虫よけスプレーや蚊取り線香、電気タイプの虫よけなど、虫よけグッズはブラジルでも手に入りますが、刺されてからの対処グッズはありません。
ムヒのように塗るとスーッとしてかゆみがひくような魔法の薬はありませんので、こちらも大量に持参することをおすすめします。
第3位 ピック型デンタルフロス
普段全く使わない人であればあまり必要ないかもしれませんが、ピック型のデンタルフロスは海外ではなかなか見つかりません。
オーストラリアにもなかったし、南米では唯一、チリで一度だけ見つけましたが結構高かったです。
糸タイプはどこででも売っているのですが、慣れるまではなかなか使いにくいです。
これも百均で大量買いして持ってきました。
こちらもネットで購入すると送料のほうが高くつくのでご注意ください。
第４位 漢方薬・酔い止め
一般的な薬であれば、同じ成分のものをブラジルの薬局でも買うことができます。
たとえば頭痛や生理痛に効くイブなら『Buprovil』として売っています。ただ、容量が日本のものよりも多い場合があるので注意が必要です。
しかし、漢方薬は日本独自のものなのでブラジルでは売っていません。私は胃が気持ち悪くなった時のために太田胃散を持参しました。
また、少し体調がすぐれないけど薬を飲むほどではないなというときなどに葛根湯などもあると嬉しいですね。
また、乗り物酔いの薬も持参したほうがいいです。普通の吐き気止め(プリンぺランやナウゼリン)などは手に入りますが、乗り物酔いに特化した薬、特に酔ってからでも効く薬は海外ではなかなか手に入りません。
とくにブラジルは道も悪く、車やバスの運転が乱暴だったりするので乗り物に弱いわたしはすぐに酔ってしまいます。
かといって毎回バスに乗るたびに予防で酔い止めを飲むのも嫌なので、酔ってからでも効く酔い止めを持参すると安心です。
第５位 芯が交換可能な多機能ペン
このあたりは必須ではないけどあれば便利なものです。
ブラジルでは3色ボールペンはあまりみかけませんし、シャーペンとボールペンが一体となっている多機能ペンや、5色ボールペンは見たことがありません。
普通のボールペンの書き心地は日本のものと大差ありませんが、シャーペン+4色ボールペン一体の多機能ペンが１本あるととても便利です。
しかしボールペンは消耗品ですので、芯が交換できるものを選び、替え芯を持参するのがおすすめです。
私の愛用は三菱鉛筆のジェットストリームの多機能ペンとゲルインクボールペンです。
いつも替え芯を大量に持っていきますが、使い切ることはほとんどなく、むしろあまり使わないので書けなくなって交換することのほうが多いです(笑)
第６位 カイロ
これもブラジルでは見つかりません。リオデジャネイロは暑い時期が長いですが、寒い時期だとフリースやダウンが欲しいぐらいの寒さになります。(寒がりの私の場合ですが。) また、生理痛がひどいときにもカイロが欲しくなるタイプなので、いくつか持ってきています。
番外編
下敷き…ブラジルには下敷きは存在しません。下にひいて使うためだけのものがあることにブラジル人は驚いていました。かわいいキャラクターや日本風の柄の下敷きをお土産に持っていくのもいいかもしれません。
別にいらないよと思うもの
個人的に、必要そうだけど別に持って行かなくていいんじゃないかと思うものです。
電子辞書…電子辞書を買ったところで毎日どこへいくにも持ち歩きますか？携帯アプリやネット検索で十分事足りると思います。iphoneかiPadがあるなら現代ポルトガル語辞典アプリを有料ダウンロードするのがいいと思います。残念ながらアンドロイド版はないので、他のアプリやサイトを駆使するしかありません。わざわざ2~3万だしてポルトガル語の電子辞書を買うのであれば、安い中古のiphoneを購入してアプリをダウンロードするほうが他の用途にも使えるので便利だと思います。
変圧器…今どき変圧器が必要な電化製品ありますか？ブラジルの電圧は地域によって110~220Vです。最近の電化製品はほとんどのものが100~240V対応のはずですので変圧器は必要ないと思います。(ですがもちろん事前に確認してください)
まとめ
今回はブラジルではどうしても調達できないもの、代用がきかないものを紹介しました。
基本的には電化製品や衣類などほぼあらゆるものが日本の製品のほうが質が良く長持ちします。そして安いです。
ブラジルの洋服やタオルはすぐによれよれになるし、糸がほつれてきます。パソコンのマウスはすぐに壊れてクリックやスクロールができなくなります。
百均であれだけ質がよく品ぞろえがいいのは本当に素晴らしいことです。
できるだけ日本から持参できればいいですが、持ち込める荷物には限りがありますし、輸送するには時間もお金もかかります。
『郷に入れば郷に従え』でできるだけ現地調達するほうが楽ですし、現地の生活状況などが分かって楽しいものです。
これからブラジルに来られる方はぜひ参考にしてください☆