2020年最新!【アルゼンチン側】イグアスの滝への行き方~悪魔の喉笛を間近で見る~

2020年1月8日

アルゼンチン側のイグアスの滝への行き方や入場料、楽しみ方など2018年3月時点での最新情報をお届けします。(2020年1月更新)

ブラジルからアルゼンチン側イグアスの滝へのバス

フォス・ド・イグアス(ブラジル)からアルゼンチン行きのバスは、バスターミナルの外、北側メン・デ・サー通りの道路から発車しています。

料金は車内でブラジルのレアル(5レアル)・アルゼンチンのペソ(25ペソ)・アメリカドル(2ドル)・パラグアイのグアラニー(10000グアラニー)で払うことができます。【2018年3月】

ブラジルのイミグレーション

ブラジル側からアルゼンチン側へ日帰りで行く場合、ブラジル側のイミグレーションでの手続きは不要とされています。

1泊する場合やそのままアルゼンチン側に滞在する場合はブラジルで出国手続きが必要になるので、乗車時にドライバーにブラジル側イミグレーションで降ろしてもらうように伝えましょう。

そうでないと停車せずに通過してしまう可能性があります。

ブラジルのイミグレーションで出国手続きをする場合、バスは待っていてくれないので次のバスに乗るか、歩いてアルゼンチン側のイミグレーションまで行くことになります。

アルゼンチンのイミグレーション

ブラジルのイミグレーションで数人を降ろし、次に停車するのはアルゼンチン側のイミグレーションです。ここでは全員入国手続きが必要になります。

特に何も質問されることなく、入国スタンプを押してすぐに手続きは完了します。

バスの運転手が全員の手続きが終わるまで待っていてくれるので、同じバスに乗り込み、プエルト・イグアスの街へ向かいます。

プエルト・イグアスからイグアスの滝へ行くバス・タクシー

しばらくするとバスが停まり、運転手が「イグアスの滝へ行く人はここで乗り変えだよ」と教えてくれました。

そこはバス停&タクシー乗り場となっており、タクシーの運転手が客引きをしており、「タクシー4人で乗れば1人25レアルでバスと同じ値段だよ!」と声をかけられます。

確かにバス停には料金が25レアル/85ペソと書かれていました。

私は友達と2人だったのですが、タクシーの運転手が「他に乗りたい人がいるから一緒に乗れば1人25レアルでいいよ!」というので、同じ値段ならいつ来るか分からないバスに乗るよりタクシーの方が早いと思ってタクシーに乗ることにしました。

乗ったのは私と友人とブラジル人の単独旅行者の3人でしたが、1人25レアルで乗ることができました。

詳しくは後述していますが、帰りにイグアスの滝からプエルト・イグアスに戻る時のバス代は20レアル/85ペソでした。

なので、安く行きたい場合は途中で降りず、プエルト・イグアスのバスターミナルまで行ってイグアスの滝行きのバスに乗る方がいいかもしれません。

タクシー内で両替

ブラジル側のイグアスの滝は入場券の支払いにクレジットカードが使えるのですが、アルゼンチン側はアルゼンチンペソの現金しか受け付けていません。

2019年4月時点でインターネットでの事前購入と現地でのクレジットカード払いでの購入も可能になっています。→イグアスの滝(ブラジル)公式入場券購入サイト

2020年1月時点での入場券は外国人大人76レアルです。

パンフレットにもそのことが書かれており、タクシーの運転手がそれを見せて両替しようか?と聞いてきました。

私は事前にそれを知っていたのでリオデジャネイロの空港でブラジルレアルからアルゼンチンペソに1レアル=4ペソで両替していました。

なのでそれ以上アルゼンチンペソは必要なかったのですが試しにレートを聞いてみると、1レアル=5ペソと空港より良かったのです。

2人分の入場料1000ペソを空港でなくタクシー運転手に両替してもらっていたら、50レアルも得してました。

アルゼンチン側イグアスの滝の入園料

2018年3月の時点では500ペソでした。アルゼンチンペソ現金払いのみで、カードは使用できません。

2019年4月の時点ではクレジットカードでの支払いもできるようになっており、またインターネットで事前購入もできるようになっています。→イグアスの滝(アルゼンチン)公式入場券購入サイト

購入方法はこちら→【イグアスの滝アルゼンチン側】入園チケットのオンライン購入の方法

2020年1月時点の入園料は外国人大人800ペソです。

チケット購入窓口のそばにATMがあり、そこで現地通貨を引き出すことができます。

入園料は頻繁に値上がりしているので、事前に公式サイトで値段を確認しておくことをお勧めします。

園内の移動は電車で

園内は電車での移動になります。入り口から少し歩くとセントラル駅があるのでそこから電車に乗ることができます。

電車が停まるのは中間のカタラタス駅と終点の悪魔の喉笛駅ですが、午前中の混雑している時間帯はカタラタス駅で全員一度降りなければなりません。悪魔の喉笛駅まで行くためには、売店前で整理券を受け取り、再び電車に乗り込みます。悪魔の喉笛駅からセントラル駅に戻るときも同様です。

午後から混雑が落ち着いてきたら、乗換をせずにセントラル駅から悪魔の喉笛まで直通で行き来することができます。

おススメのトレイル

私個人のお勧めトレイルは

1、悪魔の喉笛

2、ロウワートレイル

3、アッパートレイル

です。

アルゼンチン側メインは悪魔の喉笛

一番迫力があるのは、悪魔の喉笛を上から見下ろすことができる遊歩道です。

電車で終点の悪魔の喉笛駅まで行き、そこから滝の上にのびる1.1㎞の遊歩道を歩きます。

私が行ったときは雨だったのですが、そのおかげで水量が増えており、すごい迫力でした。晴れた日でも水しぶきもかなり飛んでくるので、レインコートが必須です。

カタラタス駅からの遊歩道

中間のカタラタス駅からは滝の上を歩くアッパートレイルと、滝の下をあるくロウワートレイルがあります。

しかし正直、悪魔の喉笛を見た後だと迫力負けしてあまり感動はありません。晴れていれば虹が見えたりして綺麗かもしませんが、私が行ったときは雨が降り続いていたので、同じような景色にだんだんと飽きてきました。

唯一興奮したのは、落ちてくる滝を間近に感じられる、ロウワートレイルSalto Bossettiという展望台です。水しぶきでびしょ濡れになって楽しむことができました。

サン・マーティン島

滝つぼの中に浮かぶ島がサン・マーティン島です。この日は雨のため封鎖されていました。

滝突っ込みボート

750ペソ。大人気のアトラクションです。ブラジル側でも同じようなボートツアーはありますが、アルゼンチン側の方が迫力があるということで、このツアーに参加しようと思っていたのですが…。

朝から降り続いていた雨は止まず、すでにレインコートを着ていてもすでに結構濡れているのにこれ以上濡れるのは嫌だし、濡れたら乾かなくて寒そうだったので滝突っ込みボートはやめました。

雨なのでいつも以上に迫力があるのかもしれませんが、とても滝に突っ込む気にはなりませんでした。

フルムーンウォーク

毎月、満月の日とその前後の5日間だけ開催される、夜のイグアスの滝を楽しむツアーです。日程が合えばぜひとも参加したいと思いました。

他のアクティビティ

他にも、滝の中に突っ込まないボートツアーや、4WDでのサファリツアーなどのアトラクションも楽しめます。

イグアスの滝アルゼンチンからフォス・ド・イグアス市内(ブラジル)への行き方

イグアスの滝アルゼンチンからプエルト・イグアス(アルゼンチン)のバスターミナルまで

イグアスの滝アルゼンチンからブラジル側の街、フォス・ド・イグアスへ行くには、イグアスの滝からアルゼンチン側の街プエルト・イグアスまでタクシーかバスで行き、そこからブラジルの街フォス・ド・イグアス行きのバスに乗り換えます。

まずはタクシーの値段を確認してみようと、園出口でタクシーを探したのですが見当たらず、RIO URUGUAYというバスオフィスがあったのでそこでプエルト・イグアス(アルゼンチン)へのチケットを購入しました。

値段は85ペソまたは20レアルと、来る時のタクシー代25レアルより安かったです。バス停に書いてあったバス代25レアルが間違いだったのか、違うバス会社だったのか、イグアスの滝から市内へ行く方が安いのかは謎です。

プエルト・イグアスからフォス・ド・イグアスへ

プエルト・イグアスのバスターミナルにつくと、すぐ隣にフォス・ド・イグアス行きのバスが乗っており、乗り換えが終わるとすぐに出発しました。

値段は行きと同じ、5レアル/25ペソでした。このときにチケット(レシート)を渡されるのですが、ブラジル側のイミグレーションで手続きのために降りる場合は再度バスに乗るときに必要になるので、なくさないように気を付けましょう。

アルゼンチン側のイミグレーションでは全員降りて出国手続きをし、同じバスでブラジル側のイミグレーションまで行きます。

ブラジル側イミグレーション

来る時とは様子が違いました。

まずバスが停まると拳銃を持った管理員が数人乗り込んできて、大きな荷物を持っている人の荷物チェックを始めました。

そして運転手に声をかけられて何人かがバスを降りていきます。運転手に何が起こっているのかと尋ねると「イミグレーションだからパスポートをもって手続きに行ってきて」と言うのです。

出国時に手続きしてないのに入国の手続きなんているのかな?と不思議に思いながら、言われるがままにバスを降りました。

バスに乗ったままの人も数人おり、「次のバスに乗ってね」と言われてバスはイ行ってしまいました。

入国審査員にパスポートを見せると「ブラジルに行くの?アルゼンチンに行くの?今日イグアスの滝に行ってきた?もういいわ、行って!」と結局何も手続きすることなく通過することになりました。

おそらく日帰りで出国手続きもしていないから入国手続きも必要なく、バスを降りる必要もなかったのだと思います。

バス停で待っているとDOWNTOWN行きのバスが来たのでチケットを見せて乗ろうとすると、「これは違うバスだから料金払って!」と言われました。

どうやら乗ってきたバスとは違う会社のバスのようで、乗るなら再度5レアル/25ペソを支払う必要があるとのことです。

すでに結構な時間待っていたし、疲れていたので私たちは再度料金を支払ってバスに乗りました。

同じバス会社であれば再度支払う必要はないので、チケットはなくさないようにしましょう。

フォス・ド・イグアスおすすめの安宿

CLH スイーツ フォス ド イグアス(CLH Suítes Foz do Iguaçu)

バスターミナルから徒歩5分の距離にあるホステルです。個室とドミトリーがあり、ドミトリーなら1500円程度で宿泊できます。朝食のバイキングはパンやシリアルなど種類が豊富でとても満足できました。屋上にはプールとジャグジーがあり、自由に使うことができます。Wi-Fiは速くて快適に使用できました。英語を話すスタッフもいるので安心です。立地もよく、施設もサービスもよくて安い、もう一度泊まりたいほどおすすめのホステルです。

詳細と予約はこちら→booking.com

アルゼンチン側かブラジル側かどちらがおすすめ?

一般的には滝の全体像を見るならブラジル側、近くで見るならアルゼンチン側がお勧めだといわれています。

1日しかない場合、どちらをお勧めするかと聞かれれば私は「アルゼンチン側」をお勧めします。

理由は、

・滝を間近で見られるので迫力がある

・広いのでいろいろな角度・距離から滝を見ることができる

・アクティビティが豊富

です。

悪魔の喉笛は、ブラジル側からも見れますが、やはり距離がアルゼンチン側の方が近いのと、上から見下ろすことができるので迫力があります。

ブラジル側悪魔の喉笛▽

アルゼンチン側悪魔の喉笛▽

また、滝突っ込みボートやフルムーンツアーなどアクティビティの数も豊富です。

アッパートレイルを歩けば、滝を遠くから見ることもできるので、ブラジル側で見るのと同じような景色を見ることができます。

とは言っても、私の場合、ブラジル側は晴れ、アルゼンチン側は雨だったからかもしれませんが、ブラジルからの景色の方が圧倒的に綺麗でした。

滝と虹のコラボレーションが最高なんです。

なので、アクティビティに興味がない人や、体力に自信がない人はブラジル側をお勧めします。

イグアスの滝ブラジル側の情報はこちら→2019年最新版!【ブラジル側】イグアスの滝への行き方~悪魔の喉笛の全貌を見る~