ブラジルの日本食とお寿司
日本の正反対の位置にあるブラジルですが、日本食レストランは意外にもたくさんあり、ここリオデジャネイロにはお寿司の食べ放題のお店もたくさんあります。
食べ放題の場合は基本的にはオーダーバイキング形式になっており、オーダー用紙に食べたいものの数を書き込みます。
メニューはポルトガル語になっているものもありますが、日本語がそのまま使われているものも多くあります。
握り寿司・刺身
握り寿司はSUSHI、刺身はSASHIMIと日本語と同様に呼ばれています。
日本でも定番のトロ(atum)とサーモン(salmão)はブラジルでも定番です。
ペイシェ・ブランコ(Peixe branco)は白身魚、ハドック(haddock)はコダラで、こちらも定番メニューです。
他にはカニ(kani)、エビ(camarão)、タコ(polvo)があります。
寿司ではサーモンスキン(salmon skin)というサーモンの皮を揚げたものもよく見かけます。
巻きずし
巻きずしはMAKISUSHIまたはENROLADOS、HOSOMAKIと呼ばれています。
◎カリフォルニアロール(CALIFÓRNIA)…カニ、キュウリ、マンゴー
なんとマンゴーがお寿司に入っています。タイではマンゴーごはんがあるように、南国ではマンゴーを果物ではなく、おかずとして使用する国も少なくないようです。
しかし、ブラジルではマンゴーは果物として扱われていると思っていたのですが、なんと
巻きずしにまかれていました。
◎フィラデルフィア(FILADELFIA)…サーモン、クリームチーズ
ブラジル人はクリームチーズが大好きなので、もちろんお寿司にも入れちゃいます。
もはやサーモンの味はせず、ただひたすらクリームチーズの味がします。
巻きずしだけでなく、握りのサーモン寿司にもクリームチーズを挟んだりしちゃいます。
手巻きずし
手巻きずしは、具がたくさん入るので1つでも結構お腹がふくれます。
種類は巻きずしとほぼ同じです。
ホットロール
温かい巻きずしって何?と思ったら、巻きずしを丸ごと揚げてしまいました。
日本では私は見たことありませんが、ブラジルでは大人気。
中には揚げた巻きずしをさらにご飯とのりで巻いてもう一度揚げてあるものもありました。
カロリー高そう…
裏巻き
ご飯が外側にまいてあるのが裏巻きです。
もともと裏巻きは、海苔の黒い色が苦手な外国人のために発案された巻き方だそうです。
このお店では「TIRASHI」と名付けられていました。ちらし寿司はまた別物だからー!
軍艦巻き
「GUNKAN」はその名の通り、軍艦巻きです。
サイドメニュー
◎すのもの
キュウリとカニカマの酢の物。でもあまりお酢が効いていないことが多い。
◎みそ汁
ホッとするお味。
◎やきそば
意外と人気なのが焼きそば。そうか、焼きそばって日本食だったんだ…とブラジルに来て初めて気づきました。
◎春巻き
春巻きは中華じゃないの?と思っていましたが、日本料理店にはほぼ必ずあります。しかし、おかずではなくバナナやチョコレートを入れてスイーツとして食べるのが人気のようです。
◎ぎょうざ
包み方を知らないようです(笑)皮が硬すぎてあまり美味しくありませんでした…
◎てっぱん
鉄板焼きのようですが、ただ単に焼いた牛肉や鶏肉が出てきました。これは日本料理というより世界共通では…?
お寿司といえば熱ーい緑茶と一緒にいただきたいものですが、残念ながら緑茶がある店は見たことがありません。ブラジル人は基本的に温かい飲み物はコーヒーかマテ茶しか飲まないみたいです。
お寿司はあまり酢が効いておらず、強くかたく握りしめている感じがします。
やはり日本のようなお寿司はなかなか見つかりません。
以上、ブラジルの日本食事情でした!
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